イカの締め方、初心者にも超分かりやすい活け締めの解説動画
烏賊は、活け締めをして持って帰ればより美味しい状態で食べることが出来ます。
ということでイカの活締について色々調べているうちにとっても分かりやすく解説している動画を発見したのでご紹介。イカ釣り初心者は必見です。
イカを締める理由と、4箇所の急所
イカを締める理由は、魚を活け締めするのと同じで、水揚げ後に暴れながら悶絶死することで体内の旨み成分が消費されることを防ぐためです。
ちなみに活締めはいけじめ或いはいきじめと読みます。かつじめではありません。
ざっくり言うとイカの急所は目と目の間ですが、厳密には少し違います。
イカの急所は胴側とゲソ側の2箇所に分かれていて、更に左右それぞれで分かれているので、厳密には4箇所の急所があることになります。
それについてとても分かりやすく解説されている動画がこちら。
胴側の急所は、目の間よりも少し胴側で筒の手前。一方ゲソ側の急所は丁度目と目の間です。
イカチョップなら一発で〆ることができますが、これはイカチョップだと4つの急所全てを同時に破壊しているから。
イカチョップをすると誤ってコンクリートなどに手を強打してしまうことがあるので注意しましょうね。
で、先日私も動画を撮る機会があったので、イカチョップと、烏賊絞めピックを使った活け締めの動画を撮ってみました。
イカチョップでのアオリイカの絞め方 001
イカチョップでのアオリイカの絞め方 002
この動画では2回目の差し込みでゲソ側を絞める際に少し失敗しています。1回目と同じ切り口から差し込んだ方がもう少し刃が入りやすいかと思います。
使用したアイテムは、シマノ Sephia スライドイカシメ CT-202I セフィアレッド 71551 7/刃収納時:110×30×10 (ブレード:70 mm)
また、ハサミだけで活き締め&内蔵除去まで華麗に行っている人もいます。最初に緑色をした墨袋を取り除いています。
アオリイカを〆て捌く
ちなみに下の動画では、ゲソ側もすぐに勝手に締まるという理由でゲソ側の急所は放置しています。(私は、なんか苦しんでいる気がするのでゲソ側も締めるようにしています。)
締めた後のイカの保冷温度は何度が適温?
イカの保冷温度は何℃がいいのか、気になって調べてみました。というのも、魚の場合は冷やしすぎると旨みが抜けてしまうからでして、イカにもそれが当てはまるのかな?と疑問に思ったからです。
そこで、知り合いの超ベテラン釣り師さんに保冷温度について尋ねてみました。すると、概ね次の理由から氷でガンガンに冷やせばいいとの回答を頂きました。
- イカは足が早い(腐敗進行速度が早い)
- 魚の身と違い、冷凍・解凍しても大きく劣化したり味落ちしない
スカリなどで活かしておく時の注意点
烏賊を締めるタイミングですが、スカリ・ビク・イケスがある場合なら活かしておいて帰る直前にまとめて〆ましょう。その方が鮮度を保てますし、釣る度に〆る手間もなくなります。めっちゃ便利です。
ただし、釣り場によってはウツボなどの捕食者がビクやスカリの網を破り、知らぬ間にイカを食べてしまうこともあるようなので、帰り際に泣かないように注意しましょうね!まぁ南方じゃないとそうそうないかもしれませんけど。
オススメはドレス製品みたいに四角い形状のスカリです。円柱形とは違い、イカを沢山入れてもすっぽり収まるからです。あと、外周部がしっかりしていて、そこから天敵に突かれにくいのもメリットです。
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