ショアジギング用クーラーボックス、1つオススメするとしたら絶対にコレ!

2018/09/25

ショアジギングとか海釣りって、釣った魚を食べるところまでが1セットっていう認識ですからね!いいクーラーボックスで魚を新鮮に持ち帰りたいです。

国内製のほかにも、イグルーやイエティなど海外製のクーラーボックスなどについての仕様一覧やクーラーボックスに関する考察のページはこちら↓↓↓

日帰りなら発泡ポリスチレンでも大丈夫

以前に断熱材の素材による違いと考察でも触れましたが、断熱素材別の熱伝導率を見るとわかります。

断熱材と素材別の熱伝導率
断熱素材 熱伝導率 (W/m・K)
真空パネル 0.002~0.008
空気 0.0241
発泡ウレタン 0.02~0.03
発泡スチロール 0.03~0.04
木材 0.15~0.25
水(H2O) 0.6
84
ダイワ

出来ればみんな、真空断熱を使いたいはずです。でも価格が高すぎません?で私みたいな庶民派は消去法でウレタンかポリスチレンかで悩むんです。
私の場合、「ポリスチレンってただの発泡スチロールでしょ?あれにハードカバー付けただけで1万円も2万円するのもシャクだなぁ」と思っていました。

じゃあウレタンを買うべきか?というと何か微妙。なのでこう割り切って考えることにしました。
どうせなら、高性能な6面真空断熱と、廉価な発泡ポリスチレンの2台持ちにしよう。とりあえずポリスチレンを買おう。不満ならそのうち6面真空が欲しくなるでしょ!」と。

それで実際に釣行してみると、連泊するとか、よほどシビアな環境ではない限り、1泊や日帰りなら発泡スチロール(発泡ポリスチレン)でも十分だということを実感します。

4つのクーラーボックスを試してみた

同行した知人が持ってたのを使わせてもらったり、自分で買ってみたりして4つのクーラーボックスを実際に試してみました。

  • シマノ スペーザ
  • シマノ スペーザ ホエール
  • ダイワ NSスーパートランク大将II
  • ダイワ トランク大将II

オフショアジギングやショアジギング用として使われている上記のクーラーボックス4つを使ってみて、トータルで一番使い勝手が良いと感じたのがシマノ スペーザです。

で、シマノ スペーザの中でもとりあえず1つオススメするならシマノ スペーザ ライト 350(キャスター付き)です。なぜこれなのか、下で説明します。

シマノ スペーザ ライト LC-135M

このクーラーボックスの良いのは次の点です。1つずつ解説します。

  • キャスター付き
  • ハンドル付き
  • 内寸600 mm
  • トレー設置可能

このサイズでキャスター無しは話にならない

本体だけで6.5 kgあります。保冷剤、氷、飲料、食料などを入れると10 kgを超えます。
これを持ち上げて運ぶのはなかなか大変です。特に長い沖堤防、防波堤を延々と歩く時にはキャスターは必須です。

コの字の取手とラックアップハンドルが便利

これより大きいサイズ(例えばスペーザホエール)だと、手提げできるハードタイプの取手がありません。両サイドには付いていますけどね。 柔らかい肩掛けベルトのタイプとは違い、コの字型のハードタイプの取手は非常に便利です。私は肩掛けベルトタイプを推奨しません。

まず、ハードタイプなら地面に置いた時に取手が地面と接触しません。肩掛けベルトタイプは地面と接触します。地面が乾いてたら別に問題ありませんが、濡れてたり、魚の血が流れてきた時に汚れます。これが汚れたら肩に掛けられなくなるんです。そういうことに神経を無駄に使いたくありません。

もう1つは、船の積み下ろしの時に片手で持てることです。1人で持つ時にも、船の内外で受け渡しするときにもこの取手は非常に便利です。

「肩掛けベルトで肩に担げば手を使わなくて済むじゃないか?」と思うかもしれませんが、実質不可能です。
例えば沖堤防で渡船を使う場合、船に持ち込むのはロッドケース、タックルボックス、クーラーボックスの3つになると思います。(またはロッドケース、ゲームベスト、クーラーボックスとか)
まず背中にロッドケースを背負い、クーラーボックスを肩に掛けてからタックルボックスを片手に持つ。頑張れば出来なくはないですが危険です。肩から滑り落ちる危険性もあります。行きならまだしも、帰りは更に重くなってますからね。

なので、まず背中にロッドケースを背負い、それからクーラーボックスとタックルボックスをそれぞれ片手で持てば、一発で積み下ろしができます。一発で行きたいならこれが一番確実です。

2回に分けて積み下ろしするにしても、肩ヒモタイプを片手で持つのは不可能です。こういう理由から私はコの字の取手がついたクーラーボックスを推奨します。

早朝は静かに動きたいのに、この取手を上に持ち上げた状態で手を離すと「バタン」と落ちるから不満だという人もいます。気持ちはわかりますが、その時だけ気をつけたらいいのではないでしょうか?釣り場での使い勝手を優先して考えるべきです。

タイヤ付きのクーラーボックスの上にタックルボックスを積んで移動するのは無謀

最初わたしは、「タイヤ付きのクーラーボックスの上にタックルボックスを積めば移動が楽になる」と考えていました。だったら、運ぶ時にコの字の取手が立ち上がるこのクーラーボックスは適さない、と考えていた時期が私にはありました。
この積み方が出来れば、キャリアーを買う必要もなくなりますからね。でもこれは無理でした。

実際にこれを試したことがあります。タックルボックスがおもすぎてクーラーボックスにしっかり固定出来ないし、動かそうとクーラーを傾けるとどんなにしっかり固定してもズレてくるんです。

下手をすると、防波堤を歩いている時にタックルボックスが海に落ちるんじゃないかというくらいに不安定です。オススメしません。
なので、コの字の取手があっても何の問題もありません。むしろ役に立つこの方が圧倒的に多いです。

内寸600 mmだからブリも入る

え!?ブリって80 cm以上でしょ!?と。
でも、80 cmのブリでも尾びれの付け根を切れば60 mmくらいになります。人によっては尾びれ側から神経締めすると思いますが、その際に尾びれは捨てましょう。どうせ食べられないので。

もうひとつ言うと、ショアジギングで80 cmのブリなんてそうそう釣れないです。「姿のまま持って帰る」ためだけに大きいクーラーボックスを買うのはナンセンスです。クーラーが大きいと保冷剤も沢山必要で非効率です。
また、ショアジギングの場合、よく釣れるハマチやサゴシは60 cmまでですからね。これがジャストサイズです。

上段のトレーが優秀

水分、食料のスペースとして有効

別売りのトレーを付ければ、上に収納スペースを作ることが出来ます。1つでもいいし、2つ並べることも可能。

このトレーには、縦向けに500 mlのペットボトルが3本収納できます。
500 mlペットボトルの寸法は、直径が65 mmで高さが205 mm程度。トレーの寸法は幅276 × 長216 × 高67 mmで上にもわずかなクリアがあるので問題なく開閉できます。

暑い真夏なら水分補給は特に大事です。熱中症、脱水症状の予防にも最低でも2 Lは水分を持っていくべきです。

もう1つは、水分や食料みたいに頻繁に取り出すものを整理しやすいこと。しかも食中毒を予防しながら冷えすぎないことです。
飲料と保冷剤を接触させると飲料が冷えすぎるのと、魚を冷やす保冷剤が溶けやすくなるんです。暑い時にキンキンに冷えた飲料を飲みたいという気持ちもありますが、トレーの中でもそこそこ冷えますし、保冷剤の温存も考えるとやはり分離するほうがいいです。

保冷効果もある

単純に荷物が収納できるだけではなくて、保冷効果もあります。
そりゃトレーが無くてもペットボトルは中に入れられます。でもトレーが無いと、開閉のたびに冷気が飛ばされやすいんです。

特にフタが2枚あると保冷効果はかなり強力だと実感します。(経験上)
上にトレーを2つならべれば、1つにはペットボトル、もう1つには食料。トレーの下は魚と保冷剤というふうに綺麗にゾーニングできます。

現状では、このクーラーに専用トレー2つというのが個人的には最高の仕様ですね。

フタがワンタッチなので開閉が楽

これはフィクセルシリーズにも搭載されている機能ですが、フタを閉じて上から押し込むだけで「カチンッ」と音がしてロックされます。すごく便利。
例えばスペーザホエールだと、前と横に合計4つのロックがあって気密性を高めています。でも頻繁に魚が釣れる時などは面倒です。

  • いつ釣れるかなんて誰にも分からない→だからロックしておく→釣れる→(面倒くさいな!)

  • また釣れるからロックしないでおこう→一向に釣れない→冷気が漏れやすい→もう!(ロックする)→釣れる→(面倒くさいな!)

こういうことになるので、余程の理由がない限りはこのクーラーみたいなワンタッチタイプがオススメです。

ライト、ベイシス、プレミアム、どれがいいの?

前述していますが、日帰りであればやはり一番安いライトで十分です。

シマノの場合、クーラーボックスには5つのグレードがあります。グレードが上なほど断熱性能が高いですが、その代わり重いです。(約1 kgほど)

シマノのクーラーボックスのグレード
シリーズ 断熱構造 断熱材
ウルトラプレミアム 6面極厚真空パネル 発泡ウレタン
プレミアム 6面真空パネル 発泡ウレタン
発泡ポリスチレン
リミテッド 3面真空パネル 発泡ウレタン
発泡ポリスチレン
ベイシス 1面真空パネル 発泡ポリスチレン
真空パネル無し 発泡ウレタン
ライト 真空パネル無し 発泡ポリスチレン

私もライトを使っていますが、早朝から夕方までフルに炎天下に放置しても「コレではダメだ」と思ったことはありません。
上手に使えた時は、真夏日でも保冷剤が凍ったままの時さえあります。(もちろん魚を釣って。)
大漁だった日とか開閉が多かった日は保冷剤が全部溶ける場合もありますけど、ぬるくなることはありませんし、夜に帰宅しても魚はしっかり冷えたままです。

ライトだと保冷力が心配だという人はいると思います。買うまでは私もそうだったので。
でも実際には日帰りや一泊までなら、全く問題ありません。もし足りないなら保冷剤や氷を少し多めに詰めれば済む話です。

スペーザ ライト35 Lに最適な保冷剤

ちなみに私は、この保冷剤を使っています↓↓↓
クーラーボックスの内寸法が幅260×長さ600×高さ230 mmなのに対して、ロゴスのXLは255×195×厚さ35 mm

惜しいことに、横向け3枚並べてもギリギリ入りません。計算上は入りますがこの内寸法の幅が中央値だからです。例えば前のモデルでLC-035Jとかなら、内寸法が262×604×220だったのでギリギリ収まりました。本当に数ミリの話なんですよ。

ただし、冷蔵庫に入らないとか他の小さいクーラーボックスでも使いたいという理由があるなら、サイズはXL(1200)ではなくM(600)の方がオススメです。その場合は2枚ではなく3枚、4枚あるほうがいいです。
L(900)は255×164×25mmで、細長く薄くなるだけなのであまりオススメしません。

国内製のほかにも、イグルーやイエティなど海外製のクーラーボックスなどについての仕様一覧やクーラーボックスに関する考察のページはこちら↓↓↓