パロマーとノーネーム、初心者も中級者も絶対に覚えておくべき2つのノット

2018/09/28

初心者は言わずもがな、中級者の人でもノットについて思い悩む人は多いのではないでしょうか。

クリンチノット、ダブルクリンチノット、ユニノット・・・色々試すものの、結節のすぐ上の部分がどうしても縮れてしまう難点に頭を悩ませる人も多いと思います。ご多分に漏れず、私もその1人です。

で、バスプロの田辺哲男さんが「これさえ覚えておけば大体イケる」という感じで2つのノットをレクチャーしていて、このノットを使えば色々と捗りそうだなーと思ったのでご紹介。ちなみに私はショアジギングやエギングでもこのノットを使っています。

ラインとアイを結ぶパロマーノット

  • 何にでも使える
  • 素材も問わない
  • 絶対にすっぽ抜けない
  • 縮れない
  • 短時間で簡単に結べる

もうこの特徴を見ただけでも最高じゃないですか?

田辺哲男さんはアメリカのツアーに出るようになってから周囲のバスプロたちが使っているノットが「パロマーノット(Palomar Knot)」であることに気付き、「あ、なんだパロマーでいいのね」というところに行き着いたのだとか。

シーガーノット動画(田辺 哲男)

汎用性が高い

ルアー、スナップ、ラインアイ、スピナーベイト、フロッグetc…対象が何であれ、そしてナイロンフロロPE、ラインの素材が何であっても有効です。

これで本当に大丈夫!?と心配になるくらいノットが小さいですけど、気になる人は気休めにでもハーフヒッチやエンドノットを追加してみてはどうでしょうか。
ただしエンドノットを行ったとしても直接的に結束部分には影響しておらず、すっぽ抜けを防止するだけで、結束強度を高める効果は一切ありません。

結束強度が弱い

デメリットを挙げるとすれば、やはり結束強度が弱いところ。
実際に使用してみると、バイアス(ひいき目)が掛かっているのかもしれませんが普段使っているダブルクリンチノットに比べてほんの少し結束部分でラインブレイクしやすい印象を受けます。

簡単に高速で結束できることの引き換えと割り切り、少し太いラインを使うのが賢明かもしれません。逆に、飛距離を重要視するのであれば細いラインでしっかりとしたノットにするべきだと思います。

強度の弱さ=高切れを防げるメリットになりうる

結束強度の弱さは必ずしもデメリットとは言えません。考えようによってはメリットになることもあるんです。どういうことかというと。

例えば、ジギングでPEリーダーを使用している場合です。
もしリーダーとメインラインの強度が同等か近い場合、根掛かりしたらPEの結束部分でブレイクしやすくなります。なぜならPEは結束すると強度が大きく落ちるからです。下手をするともっと手前のPEの傷でブレイクする可能性も高くなります。これを高切れといいます。

高切れ

キャストや根掛かりをした時、エダスやモトスなどのハリスではなく道糸(メインライン)が切れること。

でもパロマーの結束強度が弱かったら、仕掛けの一番先端で切れてくれる可能性が高くなるんですよね。

なんでもかんでも強くすれば良いってもんじゃないと思います。そういう意味で、パロマーは使い勝手がいいです。

すっぽ抜けしたことがない

私はショアジギングでソリッドリングとリーダーを結束するのにパロマーを実際に使っています。

経験したラインの太さはエギングからサワラやブリを釣るジギングまで、ナイロンフロロ6 lb~60 lbまで使ったことがありますが、どの太さでもすっぽ抜けたことは一度もありません。

ライン同士を結ぶノーネームノット

田辺さんはラインの太さが0.4号、0.6号、0.8号、1号だろうが、ノットのコブがロッドのガイドリングを通ることが出来るのであればノーネームノットを使っているんだとか。リーダーに結び目の無いMIDノットやFGノットよりも結束強度や直線比は劣るものの、所要時間や安定性を加味すればノーネームノットあたりに落ち着くのかもしれません。

ノットの各強度についてはファジーさんが紹介しています。

PEライン用ノットの強度比較

http://www.e-fuzzy.jp/knowledge/strength_comparison/

シーガーノット動画(田辺 哲男)