サビキ釣りの仕掛けの自作方法

2015/06/03How to,アジfeatured,サビキ,スキン,マアジ,自作

アジを釣るためのサビキ釣りの仕掛けって簡素な造りのクセに釣具屋さんで買ったらやたら高いんですよ・・・
ということでサビキ釣りの仕掛けを自作しちゃいましょう!

モトス・エダス・枝針の結び方

初歩的な細かい話とか用語の定義は割愛します。サビキを自作をする時点で、釣りに関して素人ではないことが前提だと思うので。

モトスとエダスの結び方は下の動画を参照してください。

オリジナルサビキの作り方【こだわり派向け】

エダスと釣り針の結び方は外掛け結びや本結びなど、何でもOK。大きな魚を釣るわけではないので、好きな結び方で構いません。

スキンの巻き方

こだわりを持っていたり頻繁にサビキをやらない人にとって、スキン巻きまではちょっと面倒かもしれませんが一応紹介しておきます。
その名の通り、市販のスキンゴム(自主規制した表現)で代用したり、ウーリーロックミシン糸で代用したりします。

スキンゴムを使った巻き方の動画はこちら。

アジ針 スキン巻き

動画のスキン巻きは練習中とのことで最後の留めが覚束ない様子ですが、要領はこの通り。針先側から巻き始めて最後にハーフヒッチを繰り返して完成。半分使い捨てのようなもんですから、好きなように巻けばいいんです。

ただ個人的には、費用と手間を考えれば、既にスキン巻きを施したバラ針を買うのが1番楽なんじゃないかと思います。(別表1)
安さを追求するなら(別表2)の通りで、(別表1)の半額ほどの費用で製作することができます。

費用の概算はそれぞれ以下の通り。

サビキ仕掛けの1つあたりの材料別費用(別表1)
材料購入数量購入価格仕掛け1つの数量仕掛け1つの価格
釣り糸100 m1000円2 m20円
ウーリーロックミシン糸25 g508円0.5 g10円
チヌ用バラ針50本518円4本42円
合計金額 2026円 72円
サビキ仕掛けの1つあたりの材料別費用(別表2)
材料購入数量購入価格仕掛け1つの数量仕掛け1つの価格
釣り糸100 m1000円2 m20円
スキン巻きバラ針50本1500円4本120円
合計金額 2500円 140円

ウーリーロック糸(ナイロン100%)の使用量が正確に掴めないのですが、バラ針50本に対して25 g全てを使い切ると仮定して計算しました。(実際にはたぶん余る)
サビキの既製品は1セット250円から300円くらいで売られているので、1/4~半額くらいには抑えられる計算になります。

下の動画はウーリーロックミシン糸をスキンゴムの代用品として使用した作り方ですが、個人的には次の手順の方がオススメです。
  1. 枝針にエダスを結ばずにウーリーロック糸 or スキンゴムを巻く(針完成)
  2. エダスとモトスを結ぶ(ハリス完成)
  3. 枝針とエダスを結ぶ

この手順の方が針と糸を結ぶのもスムーズですし、作業台も散らかりにくいと思います。

初心者でも出来る!アジサビキの作り方 1/2

アジ針とチヌ針の大きさの互換表

アジ用の釣り針ではなく、チヌ用の釣り針を使用する場合の大きさの互換表です。
フックのサイズは、次の理由から敢えて魚のサイズに対して同等から少し小さめに表示してあります。
まぁ一長一短ですね。

メリット
  • 魚のサイズを問わず掛けることができる
  • 食い込みが良くなる
  • 小さい魚しかいない場合、針が大きすぎてそもそも釣れないという状況は防げる
デメリット
  • 釣り針が小さいと、小さい魚を弾くことができない
  • 大きい魚が掛かった場合、身切れ(口切れ)を起こしやすい
  • 針を飲み込むリスクが増える
アジ針とチヌ針の大きさの互換表
フックサイズ(号)アジのサイズエダスの太さ
アジ用針チヌ用針
0.3 5-10 cm豆アジ0.6号
0.5 
0.8 10-15 cm
1 小アジ1号
20.1
3 
40.3
50.5
60.8
7120-25 cm中アジ1.5号
 1.5
82
92.525-30 cm
103
11430-35 cm大アジ2号
125
13635 cm
参照元タイガー針 小アジ / 中アジ / チヌ