ショアジギングロッド購入時に気をつけたいこと!経験からおすすめしたいロッド3選

2018/09/23

ショアジギングロッド購入時に気をつけたい点について、主に初心者目線でまとめました。

重さ

「ショアジギングは体力勝負だ」と思ってません?それは半分間違っています。

軽いジグなら体力的にはバスフィッシングと大して変わりありません。20~40 gなら余裕です。60~80 gを超えると、一日中フルキャストするのは疲れます。

体力勝負になるのは重いジグを使う場合です。重いジグを投げるには、ロッドもそれ相応に頑丈である必要があります。結果として重いロッドを使うことになります。

1日中ロッドを振りたいなら、40 g程度までに対応しているロッドが比較的軽量に作られているので入門にはオススメです。

もし80 gくらいの重いジグも投げたいなら、もう1本別に用意するべきです。1本の竿で全てをカバーをするのはちょっと無理があります。

硬さ

ジギング=青物の強い引き=硬いロッドが必要・・・ではありません。もちろん状況によってそういうセッティングもありますけど。

ジグの投げやすさを重視してロッドの硬さを選びましょう。魚と格闘するのは1匹あたりせいぜい1~2分(大物でも10分や20分)ですが、ジグを投げたりシャクるのは1日中です。

投げやすいロッドで1日中投げ続けることが出来れば、魚にアピールする時間や回数も多くなり、釣れる確率も上がります。

表記されている硬さとしては、次の3つがいいです。

  • ミディアムヘビー
  • ミディアム
  • ミディアムライト

硬さの基準はメーカーによって違う

釣り竿の標準的な硬さはミディアムと表記されることが多いですが、これはメーカーが独自に設定している硬さなので、同じ「ミディアム」でもメーカーによって硬さが違います。
同じメーカー内なら、違う製品でも大体同じ硬さに設計されています。

たとえばシマノ製のミディアムライト≒ダイワのミディアム。同じミディアムでもダイワ製の方が少し柔らかめに設計されています。

長さ

ショアジギングの場合は9~11フィート(2.7~3.3 m)くらいが一般的です。
長い方が飛距離を伸ばせるからです。

バス釣りのロッドはつなぎ目の無い「ワンピース」が多いですが、ショアジギングロッドではワンピースは基本的に存在しません。大抵2ピース(2本継ぎ)か3ピース(3本継ぎ)で、釣り場でつなぎ合わせて使用します。
2ピースだと3 mの半分で1.5 mくらいになります。

1本モノで3 mもあったら、そもそも車に積めないことになっちゃうので。

ロッドは、より長い方が有利

基本的に長いほうが有利です。9 ftよりも10 ft、10 ftよりも11 ftの方がいいです。

メンディングしやすい

メンディングとは、竿を動かして自分の有利なようにラインを操作することです。防波堤だとそこまで影響することは無いのですが、例えば磯だと「あとちょっとロッドが長かったら岩にラインを当てずに済む」という状況が出てきたりします。

飛距離を伸ばせる

ロッドが長いと、キャストする時の先端の速度が早くなるので、ルアーの初速を上げることができ、遠投効果を得ることができます。

リーダーを長く取れる

リーダーとはPEとジグの間に付けるナイロンフロロのこと。

リーダーの先端が魚の歯で傷ついたらその部分を切り捨ててソリッドリングを結び直します。何回か繰り返してリーダーが短くなったらリーダーをまるごと交換します。この時、ちょっと特殊な結び方(FGノットなど)でPEリーダーを結束するのですが、面倒くさくて時間がかかるんです。

リーダーが少しでも長いと、交換する頻度を1~2回だけ先送りすることができます。

FGノットの結び方については下記の別記事を参照してください。


車のトランクとの相性に注意

長いロッドを買う時は、車のトランクに入るか検討しましょう。セダンタイプだとトランクの幅がネックになって、9フィートだと積めるけど10フィートのロッドだと入らない・・・という場合があります。

ガッツリ釣りをしている人が大きいSUV、5ドアの車を使っているのはこういうネックを解消するためでもあります。

グリップはコルクかスポンジ、どっちがいいの?

これはジギングロッドに限った話ではなくて、海釣りのロッドの多くは、グリップがコルク製ではなくスポンジ製(EVA)です。

EVA

エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂の略で、熱可塑性合成樹脂のひとつ。ポリエチレンよりも柔軟性と弾力性を持つ。耐候性に優れ、表面劣化を起こしにくい。

トルエン等の芳香族系(有機溶剤)、クロロベンゼン、テトラクロロエチレン、強酸、ガソリン、鉱物油などと接触すると崩壊する

用途としては浴室マット、緩衝材、クッションなどに使われている。

対応温度は-20℃~60℃。

で、どっちがいいかというと何とも言えないです。結局は所有者の好みです。
それぞれのメリット・デメリットを箇条書きにします。

コルクグリップ
  • 価格が高い。特にロンググリップだと高い。
  • 高級感がある。淡水域の雰囲気とよく合う。
  • 耐候性・耐久性はEVAより低い。
  • 劣化しても、劣化したなりの味わいがある。
  • ある程度は修復が可能。
  • 汚れにくい。
EVAグリップ
  • コルクグリップよりもスポーティーな雰囲気になる。
  • 耐候性・耐久性はコルクよりも高い。
  • よく触る部分だけテカったり質感が変わる。
  • 劣化するとただみすぼらしい感じになる。
  • 修復が不可能。
  • 特定の薬品に弱い。
  • スポンジ質なので汚れやすく、汚れを除去しにくい。

これ以上の詳細は下記リンクにまとめています。

ガイドリングの仕様はSiCリングかトルザイトリング!

ショアジギングでリールに巻く道糸にはPE(ポリエチレンライン)を使います。
PEは引張には強いですが、摩耗やせん断には弱いので、コンクリートに擦ったり爪で擦ると傷ついて凄く切れやすくなります。

ロッドのガイドリングに使われている素材は様々です。安価なロッドのガイドだとステンレススチールが使われていることがあります。ステンレススチールは硬そうに見えて実は柔らかくて、風化、サビなどで表面がザラザラしてくるので、価格が安い代わりにPEが切れやすくなります。

なので、PEを使う釣りではガイドリングにSiCリングかトルザイトリングを使用しているロッドを推奨します。最高級モデルはもちろん、1万円程度のロッドでもSiCが使われているので、よほど変なロッドではない限り大丈夫です。5000円くらいのロッドだとステンレススチールが使われている場合があるので避けた方が無難です。釣具屋さんで買うなら、店員さんに聞けば教えてくれます。

SiCがどういうガイドリングかについては前に紹介している記事を参照してください。

おすすめロッド3選

3位: メジャークラフト クロステージ

ライトショアジギング CRX-1002LSJ

メーカー
メジャークラフト
ブランド
クロステージ
シリーズ
三代目クロステージ ライトショアジギングモデル
モデル
CRX-1002LSJ
全長
10 ft 0 in(3.05 m
仕舞寸法
157 cm程度
継ぎ数
2
重量
不明(ただし、CRX-1002MHでも250 gなので、それよりは軽いはず)
対応ルアー
40-80 g
適合ライン
PE1.0-2.5号

LSJっていうのはLight Shore Jiggingの略です。

クロステージにはこれよりもう1段階ヘビーな「ショアジギングモデル CRX-1002MH」というのもあって、こっちは少し重めのジグを投げることができます。

投げやすさを重視するならこのCRX-1002LSJ、大きな魚でも安心して釣りたいならCRX-1002MHですね。どっちが正しいとかありません。LSJでもブリは釣り上げられます。
ちなみにCRX-1002MHの仕様は次の通り。

ショアジギング CRX-1002MH

メーカー
メジャークラフト
ブランド
クロステージ
シリーズ
三代目クロステージ ショアジギングモデル
モデル
CRX-1002MH
全長
10 ft 0 in(3.05 m
仕舞寸法
157 cm程度
継ぎ数
2
重量
250 g
対応ルアー
40-80 g
適合ライン
PE1.0-3.0号

2位: シマノ コルトスナイパー S1006M

メーカー
シマノ
シリーズ
コルトスナイパー
モデル
S1000M
全長
10 ft 6 in(3.20 m
仕舞寸法
164.3 cm
継ぎ数
2
重量
263 g
対応ルアー
30-60 g
適合ライン
PEMAX2.0号

以前は硬さや長さが7種類で、長さは10 ftジャストまででした。その後、10 6 シリーズの3種類が追加されて合計で10種類のラインナップになりました。
6 inというと152.4 mmです。

私はロッドケースに入らないという理由で10 ftジャストの方を使っています。55 cmまでのハマチならぶっこ抜いています。

ちなみに私はこのロッドは汎用性が高いことから、タチウオのショアジギングでも使用しています。タチウオのタックル(ワインドとジギング)については下記リンクで紹介しています。兼用でいくならこれが1位ですね。

1位: アングラーズリパブリック パームス ショアガン エボルブ SFSGS-103H+・BL

メーカー
アングラーズリパブリック
ブランド
パームス
シリーズ
ショアガン エボルブ
モデル
SFSGS-103H+・BL
全長
10 ft 3 in(3.13 m
仕舞寸法
160 cm程度
継ぎ数
2
重量
265 g
対応ルアー
20-70 g
適合ライン
PE1.2-3.0号

多くのロッドは「硬い=頑丈でパワフルだけどそのぶん重い」というジレンマを抱えているんですが、このロッドはパワーを持っていながらそれなりに軽いところが魅力です。重量を数値で見るとそんなに軽いわけでもないのですが、不思議なことになぜだか凄く軽く感じるんですよ。(自分で書いてて胡散臭く聞こえる)

まぁそれはセットしたリールとのバランスもあったりするのですが、シマノの5000番~6000番のリールを組み合わせた場合、とにかく軽くて使いやすいです。

H Plusというのはヘビープラスで、初心者にとっては少し固めで、値段も入門用にしては少し高いかもしれません。でも長い目で愛用するならこれを推薦したいですね。玄人が見たら「おっ・・・この人、分かってるな・・・っ!」という1本です。

ここでは、80 cmを超える大物でも対応できるようなタックルを紹介しました。

「80 cmなんてそんな大物が岸から釣れるわけが・・・」とか思ってません?海は何が起こるか本当に分かりません。以前同行者が岸から97 cmのブリを釣りましたからね。

また、リールの選び方についても下記リンクでまとめています。