魚釣りで同行者にこういうイタズラ、どう思う?

2018/06/20

イタズラには2つある。「やっていいイタズラ」と「あかんイタズラ」や!!

魚釣りの最中に、同行者のタックルに細工をするこんなイタズラ、皆さんはどう思います?

ロッドのグリップエンドを叩くイタズラ

ロッドのグリップエンドは、釣りの最中ほとんど死角にあります。

リトリーブしている時、ロッドワークでアクションさせている時、アングラーは常にティップやスプールを見ています。

釣り場の情報を得るために、風向きを見たり、空を見たり、ナブラが起こっていないか水面を見たり、周囲の状況を確認することはあっても、わざわざグリップエンドを見ようとすることは絶対にありません。

その盲点をついたイタズラです。

見て下さいよ、この、声を出さずに大笑いするおっちゃんを。実に悪い顔をしておる

魚がバイトすると竿先は下がるので、反対側のグリップエンドは少しだけ持ち上がります。

バイト

bite。魚が釣り針に食いつくこと。

イタズラではこれの逆をします。

グリップエンドを下から叩いたりクイッと持ち上げると、手を支点にして竿先が沈み込み、魚が引っ張ったかのような錯覚に陥るのです。

でもここで少し疑問があります。

もし魚によるバイトだったら、糸が引っ張られて竿先が沈み込むので、糸は常に引っ張られた状態になります。でもこのイタズラだと糸が一瞬緩むことになるんですよ。

これはさすがに気付くんじゃない?と思って私も試してみたんですけど、結構気づきにくいです。

なぜなら、明らかにロッドに違和感があって意識がそこに集中しているので、スラックが出てるとかそんな些細なことに気付かないんです。

後ろで友人がロッドを触っているだなんて考えもしませんし。隣の人とオマツリする可能性が高いと分かっている状況でも、勘違いして引っ張り合うこともたまにありますからね。

スラック

slack。糸ふけ。釣り糸の緩み、たるみ。

オマツリ

他者の釣り糸と混線すること。語源は巻き付くように絡まることを表す「纏る(まつる)」から。漢字で書くと「お纏り」。

こっそり人間が引っ張るイタズラ

これは氷が張った池や湖でのイタズラです。日本では極寒地域に限られる方法ですね。

まず、テントの中と外、それぞれの場所で氷に穴を開けます。

イタズラのターゲットがロッドから目を離した隙に、仕掛けの先端に結び付けたジュース缶を2つの氷の穴を通します。あとはテントの外側からジュース缶を引っ張って、人間が魚を演じるだけです。

人間が手で引っ張るので、とても艶めかしいファイトが繰り広げられます。

この動画ではブラックバスを釣っています。

日本だと、氷の上で釣る魚と言えばワカサギくらいしか思いつかない。と思っていませんか?実は氷上でサクラマスやアメマスも釣ることができるんですよ。

トローリングで針先にバケツを付けるイタズラ

これはトローリングでしか通用しないイタズラです。

仕掛けの先端に大きなバケツを結びつけて、海に流します。

トローリングでは、ボートを走らせながら仕掛けを引っ張っています。糸を付けたバケツを水中で引っ張るとロッドに不規則なテンションが掛かるので、まるで魚がグイグイ引っ張っているようなリアルな竿先の動きを実現することがきます。

バケツの容量は5ガロン(18.9 L)くらいの大きさです。これを引っ張ると、水の抵抗も加わって20 kg以上の負荷になります。

彼がバケツだと気づくのは、動画の12:00頃です。

彼は10分近く巻き続けているのですが、最後まで気付かなかったようです。

さすがにこれは途中で気付かへん!?

笑って済ませられるイタズラにしよう

気の合う仲間同士なら、こんなイタズラでもきっと笑って済むでしょう。

でも、魚釣りは常に危険と隣り合わせです。真剣に釣りをしていても、怪我や事故が発生することだってあるんですから。

イタズラをするにしても、あらゆる事態を想定したものにして、「イタズラをしたせいで事故が発生した」なんて後悔したり悲劇が起こらないようなイタズラに留めて、釣りを楽しみましょう。