魚探の選び方(魚種別)

2018/09/29

魚探を初めて買うとなると、さっぱりですよね。そこで、選び方を教えます。

基本的な選び方

魚探を買う上でまず押さえるべきポイントは次の4つです。

  1. 電源には内部バッテリー式(乾電池式)、外部バッテリー式、電源式がある

  2. 魚探出力(W数)によって探れる深度が違う

  3. 周波数によって探れる範囲が違う

  4. 「広範囲を何となく探る」製品、「狭い範囲を高精度で探る」製品、「両方を備えた」製品の3つがある

1つずつ説明します。

電源の方式

内部バッテリー式(乾電池式)

乾電池で駆動するタイプ。単三乾電池8本を使用するタイプでも1日(8~10時間)は保つ。電動リールのバッテリーなど、外部バッテリーへ接続出来るタイプもある。

外部バッテリー式

電動リールのバッテリーから電源を供給するタイプ。内部バッテリーを備えているタイプもある。

電源式

船の動力から電源を供給するタイプ。高級、高性能、大型なモデルは必要な電圧や電流も大きいため、電源式を採用している。

例えば、海の沖釣りをするために大きなボートに乗っても自前で魚探を用意する場合や、カヤック、手こぎボートくらいの規模のボートの場合は電源がないため、内部バッテリー式を使用することになります。

一方、エンジンを搭載している船なら電源を供給できるので、コードで接続した電源式になります。

乾電池、内蔵バッテリー、交換バッテリーで駆動する魚探のオススメは下記リンクでまとめています↓↓↓

魚探出力によって探れる水深が違う

  • 水深が30 m程度なら、100 W

  • 水深が100 m以下なら、600 W~1 kW

  • 100 m以上なら1 kW以上

  • 200 m以上の深海魚を狙う釣りなら3 kW以上

魚探出力と対応できる水深の関係
水深 魚探出力
30 m 100~350 W
100 m 600~1000 W
150 m 1000~2000 W
200 m 3000 W以上

周波数によって探れる範囲が違う

  • 周波数によって探れる深さが違う

  • 周波数によって探れる範囲も違う

深海魚狙いでない限り、広範囲を低精度で探れる50 kHzか、狭い範囲を高精度で探れる200 kHzが主流です。

50 kHzなら最大で水深500 mまで探ることができます。

一方、200 kHzなら最大でも80~100 m程度です。

50 m未満の場合、400 kHzのタイプを使えば、より高精度に探知することができます。(そこまで高精度に探知してどうするんだい?という話は置いておいて)

魚群探知機の周波数と探れる範囲、水深の目安
周波数 指向角度 海底で探れる円範囲(直径) 精度 範囲
海底10 m 海底50 m 海底100 m
50 kHz 50° 11.5 m 57.5 m 115 m 低い 広い
200 kHz 13° 2.1 m 10.5 m 21 m 高い 狭い

この表はあくまで目安です。製品によっても指向角が異なり、同じ周波数でも探れる範囲が若干異なります。

違う周波数を組み合わせて高精度に探知できる

上の話の続きです。高性能な魚探は2種類の周波数の両方を備えていて、これらを使い分けることでより制度の高い探知が可能になります。
大きく次の3つに分けることが出来ます。

  • 「広範囲を低精度で探る」製品

  • 「狭い範囲を高精度で探る」製品

  • 「両方を備えた」製品

  • 200 mまでなら50 kHzと200 kHzを併用するタイプ

  • 200 m以上の深海魚狙いなら40 kHzと75 kHzを併用するタイプ

2周波数タイプを使えば、広範囲をざっくり探しつつ、ピンポイントで高精度に探すことが同時におこなえます。

魚群探知機の概要一覧、目安
魚種 項目
電源 電源電圧 魚探出力 周波数 画面 水深
ワカサギ、筏、(沖)堤防 乾電池(単三電池8本) 直流11~14 V 100 W 200/400 kHz 5型、カラー液晶 100 m
バス釣り 内蔵バッテリー、外部電源 直流11~35 V 100~200 W 50/200/400 kHz 8.4型、カラー液晶 200 m
海の船釣り(水深100 m以下) 内蔵バッテリー、外部電源 直流11~35 V 600~1000 W 50/200 kHz 6~8型、カラー液晶 200 m
海の船釣り(水深100 m以上) 外部電源 直流11~35 V 1000 W以上 50/200 kHz 8型以上、カラー液晶 200 m

その他の機能での選び方

FBに対応している

2ステーション(FB)に対応しているかどうかという意味です。主に5 tを超える船でブリッジがある場合にこの機能が必要となります。

FB(Flying bridge)

FBとは、(フライング・ブリッジ)の略称。フライブリッジとも呼ぶ。

フライング・ブリッジとは、船の室内操船装置とは別に、外部の高い位置に設けられたオペレーティング・ステーションのこと。船首、側面、船尾に視界を遮られることがないので、船を操縦しながら外部状況を把握することができる。

2ステーション対応なら、どちらの操縦席からでも魚探を確認することができます。

GPSプロッター機能

画面上の地図に現在位置が表示され、航跡を表示してくれるような機能です。この機能には色々な付属機能があります。

  • 全国詳細地図や海図
  • 潮汐グラフ
  • 気象情報

機種によっては上記の情報も知ることができます。
高性能な魚探なら備わっていることが多いです。

まとめ

  • 狙いたい水深に到達する周波数を選ぶ

  • その中でもなるべく高い周波数のタイプを選ぶ

  • 魚探出力(W数)が高い製品を選ぶ

  • 色んな水深を狙うなら、50/200 kHzなど2周波数タイプの魚探を選ぶ

FB対応や海図の有無は結構オマケ的な存在です。あくまでも上記の項目に注意しましょう。