バックビルディング現象、釣りでも注意の積乱雲と集中豪雨
2018年7月5日から始まり、6日~7日にかけて集中的な豪雨をもたらした「平成30年7月西日本豪雨」は西日本に大打撃を与えました。気象データの解析の結果、バックビルディング現象が起こっていたとのこと。
- バックビルディング現象
風上に積乱雲が次から次へと生まれて線状降水帯を形成し、同じ場所に長時間集中的に雨が降る現象。
- 「バックビルディング現象」各地で多発が判明
毎日新聞の記事。このリンク記事では、雨雲解析の三次元動画も見れる。
釣り場でも遭遇する
このバックビルディング現象、釣り場だと気付きやすいです。釣り人は頻繁に空模様を観察する習性があるので。
特に小規模のものなら釣り行った時に遭遇したことがある人は多いのではないでしょうか。こういうパターンです。
風上に雨雲の塊が現れて、雨を降らせながらこちらにやってくる。
あの雲の一団が通り過ぎたらまだやれると粘る。
雲は流れてるはずなのに、雲の位置が変わらない。
雲が後ろにどんどん作られて雨雲が途切れない、風下で雲は消えてる、ずっと頭上にだけ雲がある。
最近だと、これに遭遇したのはの武庫川一文字の9番でしたね。爆風で釣りにならず、しかも貧果で撤退した苦い思い出の日…うっ頭が…
(先端で釣りをしてる人も何人かいましたけど画像を加工しました。)
は南西~西南西から強風が吹き続けました。頭上にだけ雨雲が形成されてひどい目に合いました。
最初、風上の雨雲は見える範囲にしかなくて、あの小さな雲が流れて雨さえ凌げればまだチャンスはあると思ってたのに、1時間くらい雨に打たれ続けるハメになりました。
幸い雨は全然強くなかったのですが風が強くて寒いのなんの。しかもどんどん風上にも雲が伸びていったのでそれを見て諦めました。
こんな雲を見極めるなんて素人には無理な話なんですが、皆さんも「そういう雲もある」と頭の片隅に置いておいて気をつけてくださいね。
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