村田基が語るスポーニングのブラックバスの釣り方
ジムこと村田基さんが凄い形相でスポーニングバスについて語っていました。これさえ分かれば、スポーニングバスを釣り上げるのは簡単になるぜ!
3段階に分けられるスポーニングの時期
ブラックバスのスポーニングは、大きくは次の3段階に分けることができます。
- プリスポーン
産卵前の行動や時期を指す。産卵に備えて、沢山エサを食べて産卵に必要なエネルギーを蓄える。
- ミッドスポーン
まさに産卵の真っ只中の時期。オスとメスがペアで一緒に泳いでいる。
- アフタースポーン
産卵を終え、オスは半断食状態でネスト(産卵巣)にある卵の警護を行い、メスは深場へと戻っていってエサを食べる。
スポーニングが始まるタイミング
ブラックバスがスポーニングを意識し始めるのは桜が咲き始めてから。
そして実際にスポーニングが始めるのは、桜が散ってから。
昔は水温13℃といわれていましたが、現在では16℃から18℃。例年でいえば4月末。2015年は4月20日頃に満月の大潮周りがあり、これを期に産卵を始めます。
産卵前、オスとメスが居る場所(水深)は違う
産卵にあたり、オスはネストを形成してメスを迎え入れるので、水深1.5 m未満の非常に浅い場所に居ます。
そしてメスは、産卵のタイミング以外は水深2 m以上の深場にいます。
もしメスが浅場にいるとオスがちょっかいを出してきてウザイので、それを避けて深いところにいます。
どんなルアーを使えばいいのか
じゃあどんなルアーを使えばいいのか。村田さんは「フィネスワームじゃ釣れない」といいます。
この場合のルアーは「エサ」ではなく「攻撃者」としてバスに見せる必要があるので、クランクベイトなどで底を小突いたり、大きいブレードのスピナベでバスを威嚇して口を使わせた方がいい!
【爆釣チャンネル】村田基2015年霞水系のスポーニングを語る
周囲からはネストクラッシャー認定を受ける
ただし、こういうことをやる人は周囲からネストクラッシャー認定を受けます。(実際そうだし)
ネストクラッシャーとは、ネスト(産卵巣)をクラッシュ(破壊)する人のこと。
スポーニングのバスを釣り上げた場合、その間に他の天敵に卵を食べられたり、リリースしても元の場所に帰らないこともあります。
これはバスの個体数は減少する要因になるので、行ったことは最終的に釣り人に返ってきます。なので良心的な釣り人からは白い目で見られます。
なので、もし良心を持ちながらもスポーンの時期にバスが釣りたいのであれば、ネストを発見しても狙わずにアフタースポーンに入ったメスのバスを狙うのがいいでしょう。
どんなアングラーであるべきか、よく考えて行動しましょうね!
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