血抜き用ナイフのオススメ品

2017/06/19アイテムfeatured,ナイフ,血抜き

このページでは、海釣りで普段使っている血抜き用ナイフについて、お手入れ方法やおすすめ品などを紹介します。

私もそんなに詳しくは無いのですが、ぱっと思いつく優れたナイフは次の2点です。

  • オピネルの10番
  • モーラ・ナイフのコンパニオン

でも、オピネルを釣り用で使うのはやや問題があると個人的には思うので、実質モーラナイフだけですね。

モーラナイフに限らず、この手のナイフには炭素鋼の刃を持つものもありますが、釣りや水辺で使うならステンレスに限ります。
これは大袈裟な話ではなくて、炭素鋼(カーボンスチール)の刃に水が付着すれば数分で錆が発生しますので。

オピネルの10番

  • 刃が薄いのでバトニング不可で、キャンプでオールマイティーに使うにはやや軟弱で不向き
  • 折りたたみ式なので強度に不安がある
  • 固定金具の留まり具合等の品質にムラがある
  • そもそもオピネルは、この固定方法に難がある
  • ナイフ収納部分の切れ込みに生臭い汚れが入るのを想像しただけで魚や肉には使いたくなくなる
  • 部屋でのちょっとした作業で使うには申し分ない

モーラ・ナイフ コンパニオン

一番お勧めしたいのがモーラ・ナイフ コンパニオンです。コスパも最強です。

  • 価格が2000~3000円程度とお買い得
  • シースに派手なカラーが使われていて、釣り場で失くしにくい
  • スウェーデン製で良質
  • 箱出しでも十分よく切れる
  • 製品のムラも非常に少なくて品質が安定している
  • 刃の厚みが2.5 mmあり、丈夫で頼もしい
  • ステンレスで錆びにくい
  • 研ぎ方次第で更に良質な刃が作れる
  • 切れ味抜群で、パンを切ったり肉のスジを切ったり料理にも使える
  • スカンジエッジなのが唯一残念(本当はコンベックスエッジのナイフが使いたい)
knife-125-mora-customs
ベベルの鏡面仕上げの途中

紛らわしくなるのでここにはリンクを貼りませんが、モーラナイフにはスウェーデン鋼(カーボンスチール)で且つ刃の厚さが3.2 mmのもの(ヘビー・デューティー)もあります。

キャンプで焚き火をするためにフェザースティックを作ることも想定している人はそちらも購入して、使い分けることをお勧めします。

モーラナイフ コンパニオン
Mora knife Companion
  • ステンレス製で、鋼材はサンドヴィック12C27(Sandvik 12C27
  • 刃厚:2.5 mm
  • エイペックスアングル(頂上角度):22°
  • バトニング(バトンすること)不可
  • フェザースティック作り:不向き
モーラナイフ ヘビー・デューティー
Mora knife Heavy Duty
  • カーボンスチール製
  • 刃厚:3.2 mm
  • エイペックスアングル:28°
  • バトニング可能
  • コンパニオンよりはフェザースティック作りに向いてる