岩屋一文字で中アジ・マイワシ狙いの飛ばしサビキ
2018年1月21日(日曜日)、師匠と2人で明石海峡大橋の傍にある岩屋一文字にて初めて飛ばしサビキで中アジ・マイワシを狙ってきました。
報告が10日も遅れました・・・だいぶ遅報ですみません。そして明けましておめでとうございます。ブログは毎日のように確認して管理しているのですが、更新に手が回らない・・・。
- 今回の釣行で感じたこと、この記事の要約
- 今年の釣り初めは激渋だった。釣果は悲惨。
- 端的に釣果報告をすると、2人で20 cmまでのマイワシ2匹、中アジ12匹のみ。
- 釣れた真冬のマイワシは今まで釣った魚で一番美味しいかもしれないと感じた。
- イワシは釣ったら即座に氷絞めした方がいい。
- 安定的に釣るならタナ探し、ポイント選びがめっちゃ大事。
- くーねるさんと津本さんの動画、楽しいから皆も見てみて。
突然 飛ばしサビキを始めた理由
今まで、飛ばしサビキ、ましてやただのサビキなんて全然興味なかったんですよ。でもくーねるさんの動画みて感化されちゃいましてね・・・。
くーねるさんはワサビを醤油に溶いている時からすでにワクワクしてて、イワシの刺し身を口に入れた瞬間うま!って言ってます。
夏場にジグサビキをしていて外道として釣れたカタクチイワシを食べたことはあったんですが、あまり美味しくなかったんですよ。でも真冬で脂が乗ったマイワシなら、これはもう絶対美味しいはず!釣りたい!食いたい!と思ったワケです。
ちなみに最近 師匠とは、くーねるさんネタで盛り上がっていて、釣り場へ向かう車中では必ず1回はくーねるさんのモノマネが始まります。あの癒やし&イケボ、たまりませんね・・・癒やされます。
あとは、究極の神経〆の津本さんと、彼が開発している血抜きマシーンの話も毎回のように始まりますね。(あれめっちゃ欲しい)
- カタクチイワシの釣行動画
カヤックで小イワシ釣り
- 調理動画
小イワシのお刺身【さばき方】
冬場は下の段が超混雑
とりあえず近所にあるエサピチでアミエビを購入した後、朝7時頃に釣り場に到着。
もちろん利用したのは岩屋渡船さんです。(というかココしか無い)2017年は一度も行けてなくて、久しぶりに船長の顔を拝みましたが、白髪が増えたような・・・。2016年に初めてお会いした時のような某スピリチュアルな感じがなくなってて、たった1年で時の流れを感じました。あのエンジ色の船の雨よけ、懐かしい。
と言うのも、2017年の夏の時点で岩屋一文字の青物釣果が2016年に比べてイマイチだという情報を仕入れていたので岩屋に行くことがなかったのです。
で、実際に船長に話を聞いてみると、やはり2017年は年間を通しても青物が絶望的に釣れてなかったとのことです。
項目 | 詳細 |
---|---|
釣行日 | |
天気 | 晴れ |
風 | 西から2-3 m/s |
潮 | 中潮(下げ、上げ) |
釣行時間 | から |
沖堤防を見てみると、駐車場に沢山の車がある割には人影が全然見えなかったんですけど、よく見てみると全員下の段(沖堤防の内側)で釣りをしているんですよね。もう隙間が無いくらいビッシリ並んで全員こぞって飛ばしサビキしていました。
逆に、夏場には外側にジギング客がギッシリと並ぶのですが、この日はジギングをしている人とボラを狙ってる人がチラホラいる程度で、ジギングで釣れている人はいませんでした。
ボラが100匹くらいの群れで鯉みたいに表層で口をパクパクしてて、ギャング釣りしてる人は釣れてましたね。カラスミが作ってみたいからあれ貰っておけばよかったな・・・。(ちなみにカラスミ作りもくーねるさんに感化された)
船に乗ると船長は、混んでてごめんな。最初は隅っこでやってもらって、お昼前には大勢帰ると思うから、その隙間に入って。とのこと。
期待を裏切る激渋
釣行直前のフィッシングマックスの釣果情報だと大鯖1匹、23 cmまでのマイワシ50匹、中アジ数匹とかだったので、もう午前中に釣れすぎて途中で飽きて帰るくらいを夢想していたのに、いざ釣りを開始してみると全く釣れない。もうアミエビが無駄なので時合まで待った方がいいんじゃないかっていうくらいに、中層からベタ底までタナを変えて探ってみても何の反応もない。周りの人も同じでした。
しかもその肝心の時合が来ない。おまけに、お昼を過ぎても中央付近にいる人達は全然帰らない!端っこで釣りをしていた人達はボウズのまま帰る人がほとんどでした。
これはポイントが悪いのか?とお昼頃に少しだけ中央寄りに移動すると、沖のベタ底で反応が出始めました。足元と沖とでは2 mは水深差があって、水道の真ん中の深いところで5~6ヒロくらい、足元で4~4.5ヒロくらいでした。
お昼を過ぎてから短い時合がきてパラパラっと釣れて、それっきり。2人それぞれ20 cmまでのマイワシ1匹に20 cmまでの中アジ6匹で引き分けでした。
帰り際にもう一度船長と話をしてみると、やっぱり端っこは渋いかー。中央の人は釣れてたみたいやけどねー。みたいな話だったので、中央の人たちの方がなかなか帰らなかったところを見ても、堤防の中央の方が釣れるというのはあながち間違いではなさそうです。
休日は非常に混んでいるので、平日がおすすめです。私達も本当は翌日の月曜に行きたかったのですが、雨の予報だったので仕方なく日曜に行きました。この日はそういう人が多かったのかも。
項目 | 詳細 |
---|---|
ロッド | ジギング用 10 ftM |
リール | 2500番~3000番 |
ライン | ナイロン 2号~3号 |
サビキ仕掛け | 針サイズ6号 |
飛ばしウキ | 8号 |
- 今回のタックルを使った感想
- ロッドはあまりガチガチより少し柔らかめの方が投げやすい。
- できればロッドは12 ft(3.6 m)以上あったほうが投げやすいと思ったが、背後に堤防の壁や障害物がある場合は干渉するので悩ましいところ。
- カゴの位置については、仕掛けの上と下で両方試したが、やはり飛ばしサビキは普通のサビキのような下カゴより、上カゴの方が反応が断然良かった。
- ラインは3号より2号の方がメンディングしやすいが、根掛かり時の全部ロストが怖いので、2.5号~3号の方が安心感はある。3号でも大きな支障はない。
- ウキは8号くらいあった方がいい。飛距離とコントロールを考えると、できればロケットウキの方がいい。
- カゴも飛距離を出したいなら金属製か、ロケットカゴの方が良い。
新鮮なマイワシの美味しさに衝撃を受けた
今まで釣った中で美味しい魚というと、中アジのお刺身とか、タチウオやサワラの炙りだったんですけど、マイワシもめちゃくちゃ美味しいですね。それぞれにそれぞれの美味しさがあるとは言え、今もう一度どれが食べたいかと言えば、ダントツでマイワシです。
この小さな魚体にこんなポテンシャルが・・・!と本当に驚きました。一緒に釣った中アジと比べても脂の乗りが断然良くて、とても甘くて美味しいです。
調理を開始すると凄い血の量でした。お刺身では血生臭さゼロだったので特に釣り場での血抜きの必要性は感じませんでしたが、この辺は比較検証してみたいところです。炙りをするなら血抜きをした方がより美味しいかもしれません。釣りをしていると、潮上からイワシの頭だけ流れてくることが何度もあったので、釣ったその場で内蔵と一緒に除去している人もいるんでしょうね。
マイワシの旬は秋頃ですが、産卵期は12月から7月までと長くて、群れや地域によっても産卵期に非常にバラツキが大きいため一概には言えません。この辺はまた別記事としてまとめたいと思います。
シーズン外れのイワシがこんなに美味しいなら、もうアミで掬いたいくらい。(もはや釣りではないが、それでも構わない)
下の動画は鳴門でのイワシ掬い。
28.12.11.マイワシ掬い
チャンスがあればもう一度行ってみたいですね。また更新します。
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