2018年初キス釣りで20cm越えゲット

2018/05/26日記,若狭湾某所

2018年5月21日、1月以来、丁度4ヶ月ぶりに師匠と釣りにいくことが出来ました。日本でキス釣りです。その釣果報告をします。

場所はいつもの「海若狭湾某所」で、釣り人は私と師匠の2人だけでした。

釣り場状況
項目詳細
釣行日
天気晴れ
北から1-5 m/s
小潮(上げ、下げ)
釣行時間から

午前はピンギスが現れず

朝の9時から開始しました。仕掛けは次の通りです。

今回のキス釣りの仕掛け
項目詳細
ジェット天秤5号~10号(約20 g~40 gPE直結
キス針7号
エサ石ゴカイ

ゴカイをハサミで3等分にカットして、針を隠すようにして差します。チョン掛けじゃないので、ケンがあった方がエサはなくなりにくいです。ただエサ交換をする時に、針に残ってるゴカイが抜けにくかったり手間取るので一長一短ですね。

30分ほどはノーバイトが続いて「もしかして今日はボウズか」と思っていたら師匠が1匹ゲットし、続いて私もゲット。それぞれ20 cmほどありました。

遠投して、着底後にズル引き。或いはストップ&ゴーしてみたりただズル引きしてみたりしましたが、組み合わせた方がヒット率は高かったように思います。ヒット率の変化は気のせいかもしれませんが、根気よく続けるには気の持ち方は大事ですよね。

去年はキス釣りを始めたのが夏場で、時期が遅くてピンギスばかりだったので引きの強さをとても楽しめました。

ピンギス

小さいキスのこと。

「ピンからキリまで」の「ピン」で、最小、最低、最下位を表す。ピンが上でキリが下だという主張は後から誤って広まったとか諸説あるが、少なくとも魚のキスにおいてはピンギスは小さいキスを意味する。

ちょい投げ(本格的な専用の道具で大遠投しない釣り方)なら、キス針は下のリンクの仕掛けみたいに2本か3本くらいのほうがやりやすいかと思います。初心者さん目線で書くとこんな感じです。

  • 5連も6連も針が付いていると、慣れていない人にとってはエサを付けるのも結構大変。

  • 針が多い=仕掛けが長くなる。竿が短いと凄く投げにくくなる。

  • 仕掛け同士が絡まりやすい。もし絡まったらほどけにくい。

昼前から防風になり、激渋

ところが10時過ぎ頃、2人でポツポツ数匹釣ったところで風が強くなり、白波が立ち始めました。

海水は濁り、風上から大きな藻の塊が絶え間なく流れてきて釣りにならなくなりました。この釣り場では毎度のことなのですが、今回は特に酷い荒れかたで、そのままお昼過ぎまでほとんど釣れなくなってしまいました。

エサ取りだったのかもしれませんが、アタリがあってもなかなか乗らないというね。

明確に時合が繰り返された

潮が干満は9時過ぎと12時半で、その時間帯付近では明らかに反応がピタリとなくなり、時合と潮の動きは完全にリンクしていました。毎度毎度、お昼前に暴風と波浪で荒れることを考えると、数を釣りたいなら早朝から開始する必要がありますね。日本海ならどこでもそういう状況が多いのではないでしょうか。

内蔵に脂がびっしり巻いていた

最終釣果としては私と師匠はそれぞれ4,5匹のキスと4,5匹のピンギスで、それぞれ9匹でした。釣行時間が合計で6時間だったことを考えるとかなり厳しい結果です。

早朝のうちから始めていれば、荒れる前に20匹くらいはいったかもしれませんが、たられば言うのはよくないですよね!次がんばります!

洗浄後に氷と一緒に並べた、私が釣った9匹のキス
フリーザーバッグに入れた、師匠が釣った9匹のキス
21 cmのキス

内蔵を除去してみると、卵巣を膨らんできているのに肋骨周りにすごく脂が乗っていて、内蔵にも脂がビッシリと巻いていました。キスの産卵期は夏場です。一般的にはノッコミで釣れた魚は生殖器に栄養が取られるので身に脂がなかったり痩せがちだったりするので驚きました。

とは言っても魚の旬は産卵の2,3ヶ月前なので、今が味のピークで、夏が近づくに連れてこれから痩せるのかもしれません。釣るなら今ですね!

普段、キスは釣ったその日のうちに調理してしまうのですが、こんなにポテンシャルが高いなら2日ほど寝かせた方がいいんじゃないかと思うほどのクオリティーでした。

と、思いながらそのまま天ぷらにしてその日のうちに食べちゃいました。(てへ)

次回、やってみたいと思います。

卵巣を付けたまま揚げたキスの天ぷら