キス釣り&ロックフィッシュ!(タコも捜索)

2019/06/03タコ,ロックフィッシュ,投げ釣り,若狭湾某所オコゼ,カサゴ,シロギス,マダコ,メバル

2019年6月2日。最近釣りに行けていなかったのですが、久々に機会を得て日本海 若狭湾の某所へ行きました。シロギスと根魚(ロックフィッシュ)狙いです。

キス釣りは去年のこれ以来です。↓

釣り場の状況

釣り場状況
項目詳細
釣行日
天気曇り
気温最低気温18°、最高気温24°
南1 m/s
大潮(満潮、干潮、満潮)
釣行時間から

ここ数週間、日差しが強いと30℃にもなる暑い日が続いていましたが、風は乾いていて夜は寒い。釣行日は終始曇りで涼しい環境でした。というかむしろ午前中は肌寒いくらいでしたね。

ロックフィッシュ

仕掛け

ロックフィッシュ用の仕掛け
項目詳細
メインラインPE0.3~1号
リーダーフロロ2~16 lb
ルアージグヘッド+シャッド系ワーム

タックルは2本体勢で、ライトタックルのほうは半分アジング兼用の構成です。

オニオコゼまで釣れた

暗い時間帯はキス釣りをやってもエサがつけられないので、ロックフィッシュ狙い。ロックフィッシュを釣っていたのは同行者E君だけなんですけど、足元を丹念に探ってメバル、カサゴ(ガシラ)を釣っていました。

夜明け前に釣れたメバル

明るくなってからも釣れていました。なかでもオニオコゼが初めて釣れて「なんやこれ!?」と。ちなみにサイトフィッシングです。

体長25 cmのオニオコゼ
オニオコゼの顔

あまりにグロテスクだから要らないというので譲ってもらいました。(やったー)

小さいのはリリースして、メバルは3匹、カサゴ2匹、オコゼ1匹かな?大半はキス釣りをしていた割に、効率よく揚げてました。

キス釣り

仕掛け

キス釣りの仕掛け
項目詳細
天秤オモリ5号~10号
キス針6号~8号、3本~5本
幹糸2号~3号
ハリス1号前後
エサイシゴカイ

メゴチだらけ

外道のネズミゴチ(Repomucenus richardsonii、通称:メゴチ、ガッチョ)がとにかく釣れる。もうイヤほど釣れました。50匹くらいは釣ってるんじゃないかな。

大きいやつとかアゴが壊れちゃった子は赤だしの味噌汁で食べるために持って帰りました。ヌルヌルがすごいし、エラにトゲがあるしで、捌きにくくて嫌いなんですけど、今回たくさん捌いたことでちょっとやり方が分かったというか、これからは積極的に持って帰ってもいいかなという気になってきました。

あと、今回は7号の針を使いましたが、小さいの弾くために8号~10号でもいいかなーと感じましたね。

本命のキスはイマイチ

周囲でも親ギスもちらほら釣れていましたが、ピンギスが多かった。しかもまだ6月ですから、ピンのピンなのが多かった印象です。5 cm前後のもポツポツ釣れました。もちろん全部優しくリリースです。ピンギスでももうちょっとこましなのを釣ろうと思うと、やっぱり7月8月のほうが良さそうですね。

あと、アナハゼも2匹釣れましたけど小さかったのでリリース。

遠投&ストップで良型

大きいキスはどれも遠投した先で釣れました。それも、動かさずにじっと構えた時だけ釣れていましたね。逆に動かしたり、手前まで寄せてくるとメゴチの応酬が酷かった。まぁ、メゴチは浅場を好むのでどこの釣り場でそういう傾向にはありますけど。

5月、6月のタコの様子

タコ釣りは毎年、釣果情報が出始める7月に入ってからやってるんですけど、試しにタコエギとかでタコ釣りもやってみました。でも全然ダメでしたね。

1箇所だけ何回もアタックしてくる場所があって何度か攻めてみたんですけど、うまく乗せることができませんでした。ほかの場所は全く手応えなし。いるにはいるけど、魚影がかなり薄いという印象です。やっぱりちょっと早すぎるのかな?

料理

数の多いメゴチの処理に思ったより手こずって、全部で1時間半近くかかっちゃいました。疲れる。

キスはもちろん天ぷら、メゴチは赤だし味噌汁に回しました。同行者E君は、メバルは煮付けにするって言ってました。

オニオコゼの美味しい食べ方

今回、オニオコゼは当日に酒蒸しにしました。ただ、初めてオコゼを料理したということもあって少し後悔がありましたね。いや、酒蒸しでも美味しいんですよ?ただ非常に食べづらくて疲れました。

結果的には、身は1日か2日熟成して刺し身などにして、アラは赤だしに入れるか唐揚げや素揚げのほうが良かったかなと思いました。

インターネットで調べてみるっとよくあったのは次の調理法です。

  • 刺し身
  • 煮付け
  • 酒蒸し
  • 素揚げ、唐揚げ、竜田揚げ

この中でなぜ酒蒸しにしたかというと。

  • 刺し身は前に結構高いお店で食べたことがあって、「値段の割にイマイチだな」という思いがあった。(そのお店は、当日捕れた魚を提供していた。)

  • 煮付けや揚げ物は油と衣の味が強くてどんな魚でも似たような味になるから避けたかった。

こういう経験から、試したことのない酒蒸しにしようと思ったワケです。消去法で。

ところが、オコゼの身って表面はアンコウのようにブヨブヨしていても、身はフグのようにプリプリとしているんですよね。火を通せば皮もプリプリします。

味は酒蒸しでも十分に美味しいんです。身はフグより美味しいと感じました。ただ、身があまりにプリプリしているがために、箸で骨から引き剥がせないので非常に食べづらい。しかも大半を占める頭や骨も利用できません。酒蒸しとして食べたあとに再度 頭や骨だけを唐揚げにしてもいいですけど、面倒じゃないですか?

なので、「身」は刺し身にして、「皮やアラ」は味噌汁か素揚げなど、別に調理した方が効率がいいと感じました。昆布締めも良いかもしれませんね!