ジムこと村田基さんのTIPSがとっても役立つ!
色んな肩書きを持つアングラー、ジム(JIM)こと村田基さんの爆釣チャンネルでのTIPSが面白かったのでご紹介します。
中級者や上級者にとっては知っている基礎的な内容ではあるものの、話術巧みにとっても面白い話をされています。
初心者さんは必見です。
ベイトリール編
パーミング編の要点はこちら。
- 薬指と小指の間にトリガーを入れる3フィンガーで持つ
- 親指がサムバーに乗る形でこそフルパーミングが出来る
- ロッドを落としにくくなる
グリップだけを持つ「芸能持ち」や、1フィンガーでの「ギャル持ち」はもってのほか!
そしてキャスティング編の要点はこちら。
- 人差し指と中指の間にトリガーを入れる1フィンガーグリップで持つ
- 手首のスナップを効かせる
- サミングは親指の腹ではなく指先で行う
ベイトリールには右ハンドルと左ハンドルがありますが、村田さんは「右利きの人は右ハンドルを使え」、「キャストは1フィンガーグリップにせよ」といいます。要点は次の通り。
ただし「腕力のある人はこの限りではない」とのこと。
- リールの重心がロッドの上側にある方が振りぬきが軽い
- 1フィンガーグリップは手首のスナップが効く
- アキュラシー(キャスト精度)が向上する
- 持ち替える手間が少ない
これらの動画について「(某プロアングラーの)◯◯さんは左ハンドル+2フィンガーでもちゃんと上手に投げてるよ」みたいな否定的なコメントが沢山あることに驚きました。
確かに、右利きだけど左ハンドル+2フィンガーで上手に投げる人がいるのも事実です。でも村田さんは、そういう人にまで右巻きを勧めるつもりはないと思うんです。
あくまでも「キャストに関して伸び悩んでいるならこうすれば?」という初歩的な一つの助言をしているに過ぎません。
昔は左ハンドルの利点を力説していた村田基さん
あれ・・・村田さん、1997年頃にはスコーピオン1501を使って左ハンドルの利点について力説されてませんでしたっけ・・・と思ってるベテランさんは多いと思います。それについてはバス釣りをレクチャーするVHSのビデオ、最新ハイテクフィッシングシリーズ11 完全無欠のJapan Style もっとBASSは釣れるだったかで語っています。
持ち替えに関して、現在とは真逆のことを言っています。
まぁこれについては左巻きを普及させるためにシマノから言わされていたのか、それともご本人の考えが現在では改まったのかまでは分かりません。
それでも、彼のキャスティング技術が昔から卓越していることは事実です。
スピニングリール編
- 中指と薬指の間にトリガーを入れる2フィンガーグリップで持つ
- ベイルを起こす時はラインローラーが手前に来るようにする
ルアー編
- プロが使うルアーは魚探とボートがあってこそ釣れる
- 僕たちが開発するルアーは「ただ巻くだけで釣れるルアー」
- 霞ヶ浦や琵琶湖の鮎には、鮎カラーのルアーの側面にある黄色い模様「追い星」は付いていない
- オカッパリシーバスはつまらないし上達しない、3時間で100匹も釣れるボートシーバスで上達しろ
フィシングショー2014横浜 村田基「プロが使うルアーは、プロしか釣れない!」
これらには賛否両論あるものの、やはり基本を押さえることが上達への近道。
初心者の方は基本をマスターしてから色んなスタイルを確立してみてはどうでしょうか。
ディスカッション
コメント一覧
力説?というところに引っかかったので一言書きたいと思います。
これについて彼を叩くネタとして使う人がいますが、当時業界は
左巻きブームだったのです。
そしてシマノもブームに乗ったわけです。
社会人で普通に理解できる人ならどういうことかわかりますよね。
ただ、左は右手に比べるとハンドルを高速で回しにくいので
当時は販売上も左が大量に売れることはありませんでしたが。
基本的に超大昔から彼の右巻き重視は今と同じで変わっていません。
今はなきTB誌の連載でもそうでしたし、彼の著書等でも
彼の本音は一貫してまったく変わりません。
彼は彼流なのではなく、アメリカのバスフィッシングの
基本、本質、王道を語ります。
今と言っていることが逆だと突っ込むのは、部分的に切り取って
悪意のある揚げ足取りをしているだけです。
映像で彼が言っていることはシマノがカタログや雑誌広告に載せていた
左の使い方の説明そのままを言っているにすぎません。
最後に彼は変則の使い方を絶対するなとは言っていません。
基本ができてからやるものだと言っています。
それができてからなら、かまわないというスタンスです。
まあ叩いている人は商売上困る人なのだろうという推測はつきます。