猛毒ガニに注意!日本の本州でも獲れる非常に危険な三大毒蟹

2016/11/14

先日、和歌山県の沖合で猛毒ガニが水揚げされてニュースになりました。毒ガニの存在を初めて知り、日本には他にどんな有毒蟹がいるんだろう?と疑問に思って調べてみると、3種類の猛毒ガニがいることがわかりました。
海釣りの最中に食べられそうなカニ、特にワタリガニを見つけたらタモでひょいっと掬って持って帰って味噌汁にすることが楽しみのひとつでもある私にとっては、毒蟹に当たることは決して他人事ではありません。

これら3種類の有毒蟹の主な共通点は2つあります。1つは、蟹爪の先端が黒いということ。2つ目は、毒が含まれている部分は蟹の身や消化器官のため食べなければ大丈夫だということです。ハサミで挟まれたとしても死にはしません。(ただし痛い)
また、5-8 cm程度と、手のひらに収まるような大きさであることも挙げられます。

ウモレオウギガニ

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ウモレオウギガニ

に和歌山の沖合300 mで捕獲されたとして、話題となった猛毒を持つカニで、過去には甲幅約11 cmのカニを味噌汁にして2人が死亡、3人が重症となった事例が報告されるなど、食中毒や死亡率が最も高いとされています。

名称

ウモレオウギガニ

学名:Zosimus aeneus

生息地域や分布

日本での主な生息地域は沖縄などの南西諸島だが、小笠原諸島や八丈島や伊豆大島にも生息。ハワイや南太平洋のサンゴ礁や岩礁のある浅い海域に生息。

大きさ

甲羅の幅は約5~8 cm

毒の成分

フグ毒として有名なテトロドトキシンや、麻痺性貝毒のサキシトキシンを持つ。

スベスベマンジュウガニ

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スベスベマンジュウガニ
名称

スベスベマンジュウガニ

滑々饅頭蟹

Atergatis floridus

生息地域や分布

主にインド洋から西太平洋に分布するが、日本でも太平洋に面した千葉県から沖縄県までの地域で岩礁やサンゴ礁といった潮干帯の浅瀬から水深100 mまで広域に生息する。

大きさ

甲羅の幅は5 cm、甲羅の長さは3.5 cm

毒の成分

テトロドトキシン、サキシトキシン、ネオサキシトキシン、ゴニオトキシンといった複数の毒を併せ持ち、生息域によって毒の成分比率が異なる。

ツブヒラアシオウギガニ

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ツブヒラアシオウギガニ
名称

ツブヒラアシオウギガニ

Platypodia granulosa

生息地域や分布

主にインド洋から西太平洋に分布。

大きさ

甲羅の幅は5 cm

毒の成分

テトロドトキシン、サキシトキシンを持つ。